最終日がとうとうやって来てしまいました。
この10日間、道に迷ったり
かなりの距離のドライブもして、
体力をかなり使った自覚はありましたが、
頑張って楽しもうという気持ちは
最終日まで保つことができました。
パッキングや大きな荷物を抱えての移動を考えて
ちょっと頑張って起きた私達でした。
イーストクロイドンまで見送ってくれた友人とも
暫しのお別れ。
スーツケースを押しながら電車に乗り込みます。
向かうはここ↓
寒いのです。ジャケット無しでは寒いロンドンでした。
でもパリやドイツは雨続きで大洪水。
旅行中に霧雨程度にしか会わなかったのは
かなり運が良かったと思います。
クロークに大荷物を預けてまずはこちらへ↓
さて、どこでしょう?
パウダールームです。
つまりお手洗い^^
なんてラブリーなんでしょう💛
そしてティールームではマダムと呼ばれて案内され
まず出てきたのは
シャンパン💛スパークリングワインじゃないですよ。
確認ですが、イギリスは18才から飲酒OKで
保護者同伴なら16歳から飲めます。
はい、そうです、3段トレイのお菓子とサンドイッチ^^
キュウリやサーモンのサンドイッチも
マカロンも、レモンパイも
スコーンは勿論イチゴジャムとクロテッドクリーム添え。
リッツブレンドとダージリンティーをいただいていると
テーブルの間をウェイター達が踊るようにケーキを運びます。
好きなだけ切り分けてくれるのです。
お隣に座ったオーストラリア人の老夫婦と
写真を撮り合って、フランスの洪水の話をしたり、
ウェイターと他愛もない話をしながら
1時間半ほど楽しみました。
お茶の後は、荷物をクロークに置いたまま靴探しです。
ギリシャ型の私と、日本ではサイズが無い娘の
イギリスでの目的の一つが靴屋さんめぐりでした。
クラークスは流石にイギリスのメーカーだけあって
とてもリーズナブルな価格で売っているのですが、
やはりポンド160円換算すると買い物向けの旅行では無かったです。
ただ食事に比べたら服や靴の方がまだ手が出しやすかったかもしれません。
ヒースローでは上手くオイスターカードを払い戻して、
戻った現金でお土産の購入と食事をしました。
チキン&チップスとチーズベイクド
つまりチキンカツとグラタンですね。
ここでしっかり食べないと、カタールの食事まずかったですから。
ああ、とうとう英国の地を離れるんだなぁと
ぼんやりと窓の外を眺めます。
でも、、、いつまで経っても離陸しない。
1時間以上遅れて出発した為に、
ドーハでの乗り換えに全然間に合わず、
なんと!次の代替便まで18時間の足止めを
食らうことになってしまいました。
ドーハ空港近くのホテル街。
疲れた娘は一挙に昼寝に突入。
外は40度^^;
日本人6人と南ア出身の女性の7人は
あまりの暑さに外にも行けず、
ワンコを延泊させるために連絡をしなければいけないのに
充電器はスーツケースの中だったりとばたついてしまいました。
とは言え、このホテルの食事は
イギリスで過ごした私達にとっては
とても美味しゅうございました。
ビュッフェだし、サラダがいっぱいあるし
デザートもそれなりに美味しい感じで
長い一日を過ごすなぐさめにはなりました。
夕方になって、30度くらいになると
ずっとホテルに居るのにも飽きて港へ散歩。
南アの女性とぷらぷら歩いていると
あちらの方にドーハの街が。
オイルで裕福なカタールらしく、
ショッピングセンターや遊ぶ場所がたくさんあると
ホテルのパンフレットにありました。
夜には観光船にイルミネーションが灯り
呼び込みの声がかかります。
どうもこの港に停泊しているボートは
ドーハの街に呼ばれるとタクシーの様に
人を乗せに出勤するらしいです。
夜中の12時にタクシーが迎えに来て空港へ。
そして18時間遅れで羽田ではなく成田に到着したのでした。
最後にアクシデントでホントに疲れた、、、orz
翌日から仕事できつかったけど、
よく考えたら一日余裕を見ておいたから
学校や仕事に穴を空けずに済みました。良かったわ。
この旅行を振り返ると、今までの旅の中で
一番欲張りな予定を立てて、
寸暇を惜しんで活動したように思います。
それにやはり言葉が通じるってストレスフリー。
暫くぶりの海外でしたけど
日常的に英語に触れて、海外ドラマやニュースを観ているので
それほど錆び付いた感じも無くすんなり行動できました。
コミュニケーションが上手な人は言葉を話せなくても
友達をどんどん作れたりします。
そう云うのってすごい才能だなぁとよく思いますが、
やはり話せるに越したことはない。
飛行機に乗って海外へ。
異国の飛行場に一歩足を降ろすと「ああ、もう日本は遠い」といつも感じます。
国外に出て、パスポートを持ち歩いているうっすらとした緊張感。
そんな緊張感の中でも旅行を楽しむのに
語学力がある方がいいと感じます。
言葉の意味を理解できるだけでは無くて、
分からないことは質問してしまう度胸があって、
新しいことをしようとする冒険心があれば、
きっと海外旅行も何倍も楽しくなります。
帰国して、家で床に就く時は安心感に包まれて
無事に帰って来られたことに感謝します。
ご飯を食べるとやっぱり日本が一番だなと思います。
それでも暫くするとまた旅行したい気分になって
安い航空券を探します。
20歳に初めて海外旅行をして以来、その繰り返し。
今回の旅行は人生のランドマークになりました。
イギリスへの旅行のお話はこれでおしまい。
次の旅行は単純に楽しむだけの為に企画するといたしましょう。
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