Leeds Castle リーズ城
ケンブリッジからリーズまでは約1時間半ほど。
M11とM25とM20であっという間に到着。
迷子にならなかった!
やはりロンドン近郊はWifiの電波が飛んでいます。
まぁ500キロの後ですからすごく近く感じました。
この日はMedieval Justと呼ばれる
中世の戦いを再現するお祭りが行われており、
我々は、混んでいるメインゲートではなく
裏口に回されました。
因みに裏口まではまた迷う^^;
お城に泊まると言ってもステイブルコートヤード。
ステイブルとは厩舎のこと。
今は馬はおらず、完全に改装してB&Bになっています。
このベッド、ツインダブルと言って、
ファスナーを開けるとツインになります。
面倒だったからそのまま寝たましたけど、、、。
そもそも掛布団は一枚、、、^^;
普段日本でドライブ旅行する時は、車の隣で寝る娘も
今回はナビ役で起きていた為、なかなかに疲れが
溜まっているらしく、到着したらぐったり。
ドライブ中降っていた雨がやんだので、
一人で散歩に出ることにしました。
案内図をチラ見。
この小道を進むと、、、
リーズ城♪
このお城は元々砦として建てられ、中世の王の手を経て
今はリーズ城基金が業務を取り仕切っています。
イギリスで一番美しいこの城は、歴代の王の
妃達に愛されました。
かの悪名高きヘンリー8世の最初のお妃も
ここに居を構えたとか。
先ほどまでの喧騒もどこへやら、
全ての観光客が帰宅した誰も居ない敷地。
ゆっくりと旅の前半を振り返ることができました。
鴨や白鳥の脇を歩くと、お城の入り口。
明日はここからお城に入って見学しましょう。
リーズには5時半までに到着したい理由がありました。
それはこのお堀でパンティングボートに乗れる宿泊プランだったから。
月曜と火曜の夜のみボートサービスが付いています。
想像するに、週の始めの宿泊客数を上げたい為と思われます。
数あるイギリスの城の中で、最も愛らしいと言われる
リーズ城のお堀を、あろうことかパンティングボートで周れるなんて
一生の思い出になると、本当に楽しみにしていました。
しかし!この日は風も強くて、その上昼間
観光客を沢山乗せたパンターがすごく疲れてしまって、
店じまいしてしまったのです!!!
あ、パンターとはパンティングする人の事。つまり漕ぎ手。
プランに含まれてるのに!この旅の一大イベントなのに!
と騒いでも仕方がありません。
その分この景色を独り占めで楽しむぞ!と思って歩き始めたのですが、
昼間の喧騒は何処へやら、本当にお庭を独占です!
霧雨よりも細かい雨は、ミストの様に体を包み込みます。
夏よりも断然冬が大好きな身としてはこの肌寒さがたまりません。
風も強い。
コートの襟を合わせて広い敷地内を目的地も無く歩きます。
トンボやテントウムシのプレートを
所々に見ながら、ひとりも歩いていない庭を進む。
葉は新緑。大木が多い。
春の花が咲いている庭には
アイリスとルピナスの間から、
この子が、、、
ゆったりとした歩調で歩いて来て、
草と草の間に風をよける為に座り込みました。
昼間の人出に疲れた様子で
写真を撮っても逃げる様子はありません。

美しい胸毛です。
触りたいくらい。
お祭りに合わせて、こんなフレームが作られていました。
ラナンキュラス、アジサイ、ガーベラ、トルコキキョウで
縁取られた先にはベンチとリーズ城。
お堀の先まで歩くとこんなテントが。
リーズ城にはステイブルコートヤードの他に
テントに宿泊するプランもあります。
そのテントかなと近づいてみると
よくご覧ください。
右側の屈んでいる女性、まだ衣装を着ています。
中世のお祭りの撤収を行っているのです。
今思えば声をかけて写真を撮らせてもらえばよかった。。。
旅の間にかなりの人々と話をしましたが、
一日中観光客を相手に過ごした彼女たちを煩わせるのは
少し気が引けました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケンブリッジではパンティングを予約、
同日にリーズ城ではお祭りで、しかもここでは
お堀でパンティングボートに乗れることになっていました。
クレアカレッジをケム川から臨みたかった。
でも中世の戦いにも後ろ髪を引かれてはいました。
結局リーズではボートに乗れませんでしたので
ケンブリッジのチョイスは正しかったことになりますが、
ここが旅程の組み方の難しい所です。
運が左右することが多々あります。
この写真を撮った時に、一声かけておけば
気が済む写真を納められたかも、、、。
旅での出来事は一期一会。
後悔の無いものにしたいものです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、散策は続きます。
ここにも見事なアイリスです。
まるでクマのプーさんの挿絵に出て来るような場面を
どこででも見ることができます。
風と風で揺れる木々の音だけが聞こえると言いたい所ですが
敷地のすぐ外は国道。車の音は聞こえます。
惜しいなぁ。
嵐が丘やプライドと偏見の様な
風の音だけだったら良かったな。
アーチをくぐって、、、
小川に沿って、、、
一回りしてお堀に戻るとこんな集団が。
カオジロガチョウです。
因みにガチョウは鴈を家禽化したもの。
羊だけでなく、ここでも雛がたくさん♪
警戒心が強いようで近づくと一斉に遠のきます。
中にはこんなに可愛い姿も^^
よちよちしています♪
お城から逆の方向へ歩くと、
向こうの方に何やらフィールドアスレチックのようなものが見えます。
昼間子供たちが遊んだであろう遊具です。
イギリスでは日本のジャングルジムや
シーソー、ブランコが揃った公園は日本ほど見かけません。
公園は芝生と木があり、散歩をする場所。
ですからこんな木の遊具で遊んだ子供たちは
さぞかし喜んだことでしょう。
リーズ城ではネイチャーウォークや
猛禽類ショーも行われます。
奥の方にはワシのケージもありました。
今日は一日よく働いたね、お疲れ様。
一通り巡って、コートヤードの近くに戻ると
花壇は見事な植物で埋め尽くされています。
テントウムシ好きな生徒ちゃんのために一枚。
ステイブルの近くの庭は
湖水地方同様、ここも順次花が咲くように見受けられました。
このお城には白鳥と黒鳥が揃っています。
💛に見えるでしょうか。
そろそろ暗くなってきたので部屋に戻りましょう。
広い敷地の中でイベントの撤収をしている人以外
誰にも出会わずに散策ができるという贅沢。
時計を見たら10時近くになっていました。
イギリスの夏は日が長いです。
翌日は比較的にゆっくりな起床。
リーズ城の朝食はご多聞に漏れずイングリッシュブレックファスト。
でもここのが一番美味しかったです。
昨晩閉まっていた王族の犬の首輪コレクションを見学。
イギリスは犬をよく見かけますから
首輪を売っているのかしら、
良さそうなのがあったらワンコ達にお土産で
買って行こうかな?と部屋に入ると、、、
これは売り物ではないですから~。
どんな高貴なお犬様が着けていたのでしょう。
左の列は二頭引き用かしら。きっとそうね。
ガラスにこんな絵が描いてありました。
日本だと顔が丸く切り抜かれたパネルですよね。笑
さて、お城の見学。
画像はお城のサイトから拝借しております。
家具調度品から彫刻までほぼ当時のままだそうですが、
実はこのお城では会議やウェディングを開くことができるとのこと。
上の部屋を見ると、壁一面にカーテンが掛かっています。
壁の保護をしているそうで、内緒で覗いてみると白い壁でした。笑















リーズを後にして向かうはウェイクハーストガーデン。
ロンドンには非常に有名な植物園があります。
世界中の植物のサンプルのコレクションも収蔵された
キューガーデンは耳にした方も多いと思いますが、
ウェイクハーストはその系列の植物園。
キューに行く時間は無さそうなのと、
もう一つ、特別な目的があってこちらのガーデンにも足を運びました。
こちらは勿論リーズに勝る手入れ具合です。
キューガーデンの子分ですから勿論王室の所有です。
商業ベースではなく、基本的には
研究、保存と教育の為に開かれています。
ジャパニーズガーデンにはたくさんのツツジがありました。
このガーデンには理由があって無料で入場。
その理由とは、7時半から近くの森でアナグマウォッチングをすること♪
アナグマって、、、
ほら、昔東京ガスのCMでこのキャラクターが使われていました。
一番右の顔が白黒の動物です。
アナグマはとても臆病な動物で、
野生のアナグマを見ることはまずあり得ないそうです。
アナグマ見学ツアーを予約してあった為に
植物園はフリーパスで見て回り、
近くのパブで夕飯を食べながら待ち合わせです。
夕方7時半にパブの前で待ち合わせた私達は
この道20年の中年の男性ガイドに連れられて
10人程のグループで森へ入ります。
徒歩約15分程でしょうか、天気もうす曇りでしたので
少し暗くなる頃に山小屋に到着しました。
山小屋は斜面に建てられています。
中に入ると長テーブルと長い椅子があり、
目の前が窓になっています。
斜面に建てられている為に、窓の下辺はすぐに地面。
ガイドは静かに窓の外に出てピーナッツを撒きます。
服が擦れる音や、風向きによっては
アナグマは出て来ないと説明され、息を凝らす我々。
10分、20分経過、、、
かなり暗くなってきましたが、こちらの目も慣れて
木々のシルエットは見えます。
30分以上経った頃、20m以上先の茂みにチラリと白い影が。
音を立てないように更に体を固めながらも色めき立つ我々!
地面の匂いを嗅ぎ、辺りを見回しながら
1頭のアナグマがこちらへとジグザグに進んできます。
ピーナッツ食べるかな、と思っているとチラリ!
顔だけもう一頭見せました。
と、子供の参加者3人のうちの一人が
大きく体を動かして音を立てる。。。
瞬時に踵を反したアナグマは
茂みに戻ってしまいました。
痛恨の服の音!
それから約1時間半以上待ちましたが
彼らが再び戻って来ることはありませんでした。
Whid in the Willowsに出て来る挿絵のアナグマは
服を着ていますし、動物園でも滅多に見ないので
アナグマはスカンクの様に背中も全部白黒の
ツートーンカラーだとばかり思っていましたが、
体はグレー一色だった!
大きさはちょっと離れていたので
我が家のエルフ18キロくらいに見えました。
後で訊いてみると、大人で20キロ前後だそうです。
今回ガイドしてくれた男性によると
20年の間に目撃率は70%ほど。
最高に出てきた時で、一晩に12頭見たそうです。
ゆっくり観察できる程姿を見せてくれなかったのですが
一応見られただけでもラッキーみたいですね。
観察を終えて、ロンドン在住の友人宅に向かいます。
久々の再会に心が躍ります♪
*+:。。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ 。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+*
英語は翼。世界中の人たちと話をするためにはばたこう!
by claireenglish
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